ぼやき

主にセルティックスについて徒然なるままに日暮らしスマホに向かいて心に移りゆくよしなし事そこはかとなく書きつくるブログです。

2017-18シーズンを振り返って…[vol.1]

どうも。2回目の投稿ですが、実質始めてみたいなもんですね。本格的に動かしていきたいと思います。

 

ひとまず、今シーズンに関して言えることは、大変な7ヶ月間でしたがよくここまで頑張ってきました。お疲れ様でした。ということです。

このシーズンの物語は去年のCF第5戦直後から始まっていました。アイザイアを欠き、レブロンに完膚なきまでにボコボコにされ、ジェイレンの気迫だけが一筋の光でした。僕はこのチームで最後まで見たかった。見たかったけど、現実的に考えてかなり厳しいこともわかっていました。ジェイレンはレブロンに意地を見せましたが、カイリー相手にはおもしろいようにやられたからです。あれだけ信頼を置いていたエイブリーでさえ。悔しくてたまらないシリーズでした。スティーブンスの着任後からコツコツと積み上げてきたものを一気に崩されたシリーズでした。

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※ここからは私ごとにはなるのですが、受験のためNBAからしばらく離れる生活になり、記事で軽く追っていた情報だけになるのでお許しください。

 


迎えたオフシーズン。ロッタリーで引き当てた1位指名権をトレードダウンして獲得したのはテイタムでした。ジェイレンがいるのに?そうなるとアイザイアかエイブリーかスマートのうち少なくとも1人と価値の高いうちにジェイレンは放出?と、思うことは色々ありました。結果的に予想とは全く違う現実を突きつけられるのですが。ドラフトでテイタムとオジェレイ、カディームとバード、そして海外で一年間修行を積んだヤブセレとジジッチ、Dリーグ最後の新人賞となったネイダーの7人のルーキーがチームに加わり、いよいよFA市場の解禁となりました。

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時系列はあまりわからないのですが、まず初めに動いたのは確かアミーア。彼はわかっていた部分はあります。プレイオフではRSようには活躍できませんでしたし。それでもシクサーズで若手の手本となるような選手として呼ばれたことは喜ばしく、寂しくも送り出してやろうという気持ちになれました。彼は大きくチームへ貢献していましたし、必要としてくれているチームがあることが嬉しかったです。f:id:jb70_pm:20180529121848j:image

ブコはジャズへの移籍となりました。ブコほど優秀なオフボールプレイヤーはいないんじゃないでしょうか。セルティックスのシステムだからこそなのかも知れませんが、ああ見えても気迫溢れていて、血を流しながらもプレーするような選手でした。さすがに止血のために下げられますけど。

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ヘイワードとの口頭合意を受け、サラリー調整でエイブリーがデトロイトにトレードとなりました。僕が初めてルーキーシーズンから見てきた選手で、唯一BIG3時代を知る選手でしたし、何よりチームのキャプテンでした。高校の学園祭の前日でしたが、テンションが下がったまま初日を迎えたのをよく覚えています。僕が好きになったセルティックスのチームカラーを色濃く引く選手の退団がこれほどまでに辛いものだとは思いませんでした。学園祭は憂鬱でしたね。あまり楽しくなかったです。ごめんなさい盛りました。普通に楽しかったです。

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また、デメとミッキーもサラリーの調整のため解雇となりました。彼らに関してはヘイワードを取りいよいよ優勝を目指していく上で切られてしまうのはしょうがない部分があります。デメはジェイレンと同期で仲が良かったですし、ミッキーもいいものを持っていたのでつらくないといえば嘘になります。でもそれで彼らがプレータイムを得てその才能を発揮してくれるのなら頑張ってほしいなって…。うん、語彙力ないんですよ。でも2人とも開幕までに無事に契約を勝ち取ってくれて本当に嬉しかったです。彼らはまだこれからの選手です。いい選手になってセルティックスを苦しめて欲しいですね。

我らがオシャレ番長ヤングパイセンも解雇となりました。シュートセンスだけはピカイチで、一瞬見ただけの僕の父にも絶賛されてました。なかなか苦しい時期が長かったですし、これから先どれだけNBAに残っているかもわからない選手です。でもそんな彼を3年間見てきて、元セルティックスだ、って誇れる選手ではありました。本当に困ったらBリーグおいで、愛してあげる。

オリニクもサラリーの関係で再契約には至れませんでした。ネタキャラとかなんとか言いつつかれのオフェンススキルは一級品で、現にウィザーズとの第7戦は彼がチームを勝たせてくれたようなものです。ヒートに加入ということで優秀なヘッドコーチのもと活躍してくれるだろうと、またTDガーデンに帰ってきたら笑わせてくれと、そんな別れでした。帰れ。

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そして最後にジェラグリの兄貴。初めはバックスと契約だったかな?BIG3以前を知る選手としてチームを引っ張ってくれたメンターの移籍。代わりになれるやつなんているのでしょうか?「兄貴」と呼ぶのにふさわしく、ベンチでもコートでも欠かせない存在でした。

 


一方で当然ながらチームに新しく加わった選手もいました。ドイツからタイスが加入。みんな口を揃えて「誰やねん」って言ってたと思います。まず読めません。セイス?サイス?え?タイスなん?みたいな。サマリにも出てなかったようですし、本当に未知の選手でした。それが蓋を開けてみればもう、今年一番の掘り出し物じゃないですか。ありえんぐらいいい選手で、タイスに救われた試合がいくつあったことか…。ずっといて欲しい選手です。切実に。

エイブリーとトレードで来た森蔵。この機会に見分けられるように、と思ったけど無理でした。同じです、やつら。当時の期待度でいうと残念ながらほぼなし。またトレードのコマかなって思ってました。まさかレブロンストッパー()になるなんて…

加えてFAでベインズが。優勝経験があり、リバウンドとディフェンスで計算できるビッグマンはニーズにぴったりでした。まあ当初は若干オリニク臭してたんですけどね。気づいたらみんなのお父さんでした。

またしばらく海外リーグにいたラーキンがNBAに戻ってきました。セルティックスがかねてから狙っていたこともあり、ゲームメイクをある程度任せられる彼はいい補強だったと思います。

 

そしてあのトレードです。ちょうど受験の一次選抜の前日、日本時間の8月24日、東京に前泊する新幹線の中でのトレードでした。携帯ぶん投げました。エインジもついに狂ったか、って。だって、アイザイアとクラウダーですよ?あんなみんなが大好きだった選手をいとも簡単に。それもライバルチームの選手と。理解が追いつきませんでした。カイリーアービングなんて選手、ライバルとしか思ってなかったし、これっぽっちも好きではなかったんです。それがいきなりチームに来て主力になるなんて…。ドック、ピアース、KGを同時に失ったあの夏に近いものを感じました。悲しかったしまたこの感覚を味わうのか、って。てか受験前日やで。エインジ鬼かよ。そんなこんなでアイザイアも、クラウダーも、突然ライバルとしてセルティックスに立ちはだかることとなるのでした。

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と、今シーズンを振り返るって言っておいてオフの話だけでお腹いっぱいな内容となってしまいました。しょうがない、ここから始まってるんですもん。彼らの存在なしには今シーズンはなかったですしね。サマリとプレシーズンまではさすがに追えなかったので次回から開幕戦以降のお話でもしていきたいと思います。