ぼやき

主にセルティックスについて徒然なるままに日暮らしスマホに向かいて心に移りゆくよしなし事そこはかとなく書きつくるブログです。

今オフのセルティックスのドラフト事情

どうも。久しぶりにバスケの話です。

気が早いですが、そろそろ大学のトーナメントも始まる季節ということで、セルティックスがこのオフで狙うべき選手について考えていこうと思います。

 

先に断っておきますが、カレッジに関しては観てる試合数が各チーム1回観れたらいい方ぐらいなもんなので、いや違えぞ!とかそういうのがあっても優しく教えてください。

 

まず、セルティックスが持っている指名権は以下のようになっております。

 

1巡目グリズリーズ(6位プロテクト)

1巡目バックス(7位プロテクト)

1巡目自前

2巡目ネッツ

 

バックスはプレイオフを決め、この指名権がもらえることは確定しており、グリズリーズも仮にロッタリーに回ってもトップ3を引く確率は低確率でおそらく回ってくることになるでしょう。

予想される指名順位としては、10〜16位、25位前後、おそらく30位、そして40〜46位となりそうです。

 

ということで、今回はこの辺の順位で指名できそうな選手で、セルティックスに合いそうな選手を独断と偏見のもと紹介していきます。

 

その前に、前提として今回のモックドラフトをいくつか貼っておきます。

 

NBA Draft.net

https://www.nbadraft.net/nba-mock-drafts/

NBA Draft Room

http://www.nbadraftroom.com/p/2020-nba-mock-draft.html?m=1

Tankathon

http://www.tankathon.com/mock_draft

Draft Site

https://www.draftsite.com/nba/mock-draft/2020/

 

まあ大手の4つも見れば十分です。大体どれもどこかトンチンカンな予想をしてますし、当日の指名の方もトンチンカンなことがありますので、あくまで予想だと思えばね…。そもそもこの時期の予想なんてあと2ヶ月もすれば嘘のように変わります。

 

ということを踏まえ、僕の考えるセルティックスのドラフトボードを作成していきましょう。

この記事ではあえてスタッツに拘らずに見ていきます。貼るのがめんどくさいので。

 

 

まず、グリズリーズの指名権から。

最終的に15位ぐらいに落ち着くと予想していますが、ここで狙いたい選手が3人います。

 

1. Zeke Nnaji C/PF 211cm,109kg

 Arizona, Freshman

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彼の特徴としては、フィニッシュが強く、ミドルレンジからのシュートもとても柔らかいことが挙げられます。

イメージとしては、ケンバ、スマートとのRnRで、ロールもポップもでき、また、ジェイレンやテイタムのペネトレイトに合わせてカッティングしてくることもできるため、インサイドでの得点源になりうる存在といえるでしょう。

課題としてはブロックの能力が高いとは言えず、アンカーとして試合には出せないかな、というところがあるのですが、セルティックスは来年もタイスとロブの契約は残っていますし、そちらの心配はすぐには必要ないかなと。

また、ピアノを弾くらしく、ジェイレンと2人で盛り上げてくれること間違いないでしょう()

 

2. Vernon Carey Jr. C 208cm,122kg

Duke, Freshman

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最近モックがだだ下がりの彼ですが、僕はこの順位でとっても過大評価ではないと思っています。

魅力はなんと言ってもそのフィジカル。今のセルティックスなら誰よりも強いです。お父さんが元NFL選手で、高校時代は全米ランク3位の評価を受けたエリートコースまっしぐらの選手。

フィジカルを生かしたフィニッシュやディフェンスはもちろん、意外と走れるのでジェイレンやテイタムとともにトランジションでも活躍できる可能性を秘めています。

また、安定してるとは言えませんがシュートレンジもそこそこ広く、ストレッチできるポテンシャルもあるのが魅力的。

疑問符がつく点としては、セルティックスのビッグマンとして必須条件になってくる「トップでの仕事」ができるかどうか。パスの判断があまり良いようには見えず、それならタイスでいいやーん、ってスティーブンスがなるのは目に見えてます。逆にそこができるならNnajiよりも優先してとりたい逸材。この順位まで残っててくれると嬉しいな。トーナメントけちょんけちょんにやられて評価落としてくれ…()

 

ぶっちゃけ、この2人のどっちかが欲しいです。が、紹介せずにはいられない選手がもう1人。

 

3. Tyrese Haliburton PG/SG 196cm,79kg

Iowa State, Sophomore

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まーなんと言ってもパスがいいんですよ。ロンドみたい。最近評価が爆上がりしてて、普通にロッタリー指名されそうですが、元は2巡目の評価だった選手。何かの間違いでここまで落ちてきたら思わず指名してしまいそうな、見ていて楽しいワクワクさせてくれる選手です。ワクワクといえばセルティックスでいうフィル・プレッシー。でかくて得点力高めのプレッシーってイメージで大きく間違えはしませんので、興味のある方はぜひ調べてみてください。

一応ひとつだけリンク貼っときます。

https://youtu.be/0MazNHgHI8Q

 

 

グリズリーズの指名権で欲しいのはこの辺り。他はこの順位はウイングが多いんですけど、ジェイレン、テイタム、ロミオと、若手が豊富なこのポジションに一番高い指名権使うとは思えないので、多分ビッグマンを狙ってくるでしょうね。トレードアップとかしないならね。

一応取れないであろう順位にいるOnyeka Okongwuとか気になる選手はいるんだけど、まあ取れないだろうからとりあえずスルーで。当日までにトレードアップなりなんなり動きがあったらまたご紹介します。

 

次、25位ぐらいのと、30位はほぼ候補が被ってるので、同じ枠として見ていきます。もちろん、先述の選手で残ってるならさっさと25位で指名してしまってもらって構わないんですけど、僕の評価では彼らは20位までには指名されるので、一応それ以外の選手を見ていきましょう。

 

1. Ashton Hagans PG/SG 191cm,93kg

 Kentucky, Sophomore

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これ、同じシーンじゃないんです。

わかりますか?1試合のうちにこういうハッスルを何度も見せられる選手です。セルティックスでいうところの、エイブリー・ブラッドリー、ガード版マーカス・スマート(注:スマートはパワーフォワード)といったところでしょうか。おそらくNBA、というかセルティックスでは主にSGとして出ることになるでしょうね。トレモント・ウォーターズにも似たものを感じますが、彼の方がサイズがあり若いのがアドバンテージになりそうです。セルティックスのサイズアップでの成功例はジェイレンですでにできており、トレモントの進退はわかりませんが彼をとることは決して間違いではないものになるはずです。本当はトレモントとエドに頑張って欲しいんだけどね。

スコアリングはまだまだな面が多く、エイブリーのようにディフェンスからローテに食い込んでくる形になりそうですね。レイアレンが怪我して代わりに出てきたプレイオフでウェイドにブロックかます準備しとけって言っといてください。

 

2. Jalen Smith PF 208cm,102kg

 Maryland, Sophomore

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めちゃくちゃ動ける堅実派ビッグマン。グラントみたいに器用で頭も良く、サイズもそこそこと、即戦力として期待できそうな彼ですが、実は結構お勉強の方もできるとのこと。地味に秀才キャラの多いボストンの居心地は良さそう。ケンバとジェイレンとタコと4人で夜な夜な京大数学一問ずつ解いて解説とかやってそう。そんな未来が見えます。見えましたよね?

正直グラントでいいじゃん!その通りです。グラントでいいです。でもセルティックスにフィットするかどうかという観点では、フィットはしそうですし、この順位でとれるならとりたい選手です。

というのも、彼はモックによって評価がまちまちで、まさかのロッタリー指名なんてこともあり得る選手です。僕個人的には15位ぐらいで指名するにはうーん、って感じですが、この順位まで残ってるならぜひとも欲しい、といった次第でございます。

 

3. Isaiah Stewert PF 206cm,113kg

 Washington, Freshman

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ごつくね?肩幅広くね?

って理由だけで僕がちょっと好きな選手です。

プレーは見た目通りゴリッゴリで、フィニッシュがとにかく強いです。また、フリースローもそこそこ上手いので、今はない外角のシュートもそのうち入るようになるんじゃないかと。モックではそこまで高くない順位をウロウロしていますが、この順位でとれたらとりたい選手。オジェレイがいなくなるかもしれないので筋肉枠として彼を指名するのではないかと。オジェレイいてもプレーエリアは被らないですし、全然ありです。まあ、オジェレイと被るからいらねえや、ってぐらいオジェレイ頑張って欲しいんですけどね。

ただ、日によってターンオーバーを4個も5個もやっちゃうことがあって、それが最近のセルティックスを見てるとちょっと彼の使命を躊躇っちゃうポイントになるんですよね。あと現時点で外からのシュートが全くないので、そうなるとロブでいいし、グラントの方がすでに戦術理解度高いし、で居場所がなくなる未来も見えます。こちらはさすがに見えますよね?

ってこともあり3番目。

 

4. Daniel Oturu C 208cm,109kg

 Minnesota, Sophomore

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先ほど紹介したZeke Nnajiと似たような体格の持ち主。できることはNnajiよりも少ないです。が、リバウンドの嗅覚は結構いい。これは最近のセルティックスを見てると結構大事なことで、ディフェンスリバウンドをしっかりとる、という基本的で当たり前のことを当たり前のようにできる選手が欲しいところに、という選手です。

正直まだまだな選手ですが、30位なら全然あるなー、って思ってて、この指名権くれたバックスにはとても感謝してます。というかバックスに行ってたらまた腕長い族になって厄介なところだったので大変ありがたいです。ここでもしかしたら順位的にNnajiがマジックに…って思い出して、焦っている僕ですどうも。

できることが少ないとは言ったものの、シュートレンジの広さとハンドリングでは1巡目の候補たちに引けを取っておらず、むしろ優秀な部類になります。また、お父さんは卓球の選手だったらしく、みんなで温泉に行った時は彼が盛り上げてくれること間違いなし。今シーズンはロッカールームでの人柄を選んで選手を集めたようなロスターを組んでるセルティックスですので、彼とみんなで卓球してる未来が(ry

 

1巡目後半で欲しいなーってのは大体こんな感じです。今年は上位陣はガードとビッグマン、それ以降はウイングガチャって感じのするドラフトクラスで、その中での僕の選んでいる候補がどこで指名されるかは、選手個々人の実力よりも、各チームのチーム事情により変わってきます。セルティックスみたいにウイングが飽和してるわい、ってチームに20位ぐらいで僕がここで挙げた選手がとられるかもしれません。というのが難しいところですね。

さあ最後、2巡目で欲しい選手を紹介していきます。

 

1. Udoka Azubuiki 213cm,122kg

 Kansas, Senior

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怪我の影響でここまで評価が落ちているものの、持っている能力的には1巡目中位ぐらいでもおかしくない逸材。恵まれた体格と、Seniorながらもまだ20歳でそんなに年齢が高すぎるわけでもない、そして絶好調カンザスを引っ張っている大黒柱でもあります。FG%は驚異の74.8%(31試合)、しかし、FT%は44.1%と、お笑いみたいな選手です。ブロックは2.6ですが、なんかもう無理やり叩き落とすって感じで、見ていて爽快。これは期待できそうかい?

それがですね、やはり怪我というのはかなり懸念されるものでして、去年負ってしまった怪我がずっとあーだこーだ言われてて、ここ数年のノエル、マイケルポーター、ボルボルなど、直前までかなりの上位指名が予想された選手たちでさえ順位を落としています。彼の場合は現段階で2巡目予想。コンバインやメディカルチェックを経てさらに下がるかもしれません。そうなればこの順位でとるのは容易いこと。2巡目ですし、最悪契約しないという手も打てるので、博打に出るのも悪くないかと。2巡目なら僕は圧倒的に彼を推します。

 

2. Amar Sylla C 206cm,86kg

 International

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ベルギーリーグに所属する18歳のセネガル人ビッグマン。シーズン開始ギリギリ手前ぐらいに19歳になるので、本当にギリギリ今回のドラフトにエントリーする可能性がある。この年齢ですでにプロ経験があり、ここ数年ヤブセレ、ジジッチ、ラーキン、タイス、罠作、ぽわるん、とユーロから選手をリクルートしまくってるセルティックスですので、狙いにいく可能性はなくはないかと。

彼の持ち味はこのサイズでトランジションの先頭を走れること。流れを変えたいときには持ってこいの選手です。それ以外のスキルは荒削りでこれからですが、思えばなんでもできるって入ってきて何もできないままいなくなっちゃったヤブセレとかいたんですし、何かひとつ持ち味がある、ってのは魅力的です。

 

ちなみに、ユーロには他にもDeni Avdijaっていうウイングの選手、Alekseji Pokusevskiっていうストレッチ4タイプの選手、Leandro Bolmaroという僕には良さが分からない選手がいたり、ニュージーランドのリーグにLaMelo Ball、RJ Hamptonらの有名なガードがいたり、と、海外組が熱い年ですね。

 

3. Killian Tillie PF/C 208cm,100kg

Gonzaga, Senior

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我らが誇るルイ・ハチムラの同級生です。フランス出身で、シュートのタッチがよく、ミスの少ない選手なのですが、僕が選んだのはゴンザガブランド。いい選手が多いんですよね、ゴンザガは。ゴンザガの洗練されたシステムの中で4年間やってきた選手です。セルティックスのシステムにもすぐに慣れてくれることでしょう。年齢もあり評価がされにくい選手ですが、ボストンは若手過多なぐらいですし、あまり気にせず指名できると思います。現に去年のドラフトはサマーリーグ含めたくさんルーキーを迎えましたが、年齢的にフレッシュマンだったのはロミオだけでした。その前の年もロブは2年生だったし。

ただ、特にこれと言って欲しい理由もないので最後にしました。

 

 

以上となります。

あなたの知っている選手は何人ぐらいいたでしょうか?

このうちの4人が半年後にセルティックスのユニフォームを着ていると嬉しいんですけど、なかなかそうもいかないと思うので、せめて誰か1人でもきて欲しいなぁ…って思う所存でございます。

 

気づけば6000字超えてて大学の下手なレポートより長いこと書いてたわ。

 

 

それでは。