ぼやき

主にセルティックスについて徒然なるままに日暮らしスマホに向かいて心に移りゆくよしなし事そこはかとなく書きつくるブログです。

2017-18シーズンを振り返って…[vol.3]

3回目、オールスターからいきましょう。といっても僕はチームパスしかないのでオールスター見れてません!ごめんなさい。とりあえずジェイレン載っけとくね。

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ライジングスターチャレンジにジェイレンとテイタム、スキルズチャレンジにホーフォード、本戦にカイリーとホーフォードが出ました。なんか今年はおもしろかったらしいですね。BSで放送がなくなったせいで見るすべがないんです。許してください。

 

さあ、オールスターも明け、本格的にシーズン後半戦に突入です。初めこそはチームもいい雰囲気で、モンローを加え着々とチームを作り上げていました。しかし、2月末にハードなプレーで貢献してきたタイスが膝の手術を受けシーズン全休が決まります。ロケッツ相手に惜敗を喫した後、カイリーも膝の痛みを訴え、後に手術を受けシーズン全休となります。さらにスマートも手の怪我でしばらく欠場となってしまい、ジェイレンやラーキンも小さな怪我が積み重なり欠場が増えました。こうして半月ほど波に乗れない期間が続きます。この逆境にテイタムやチャンスを掴み急成長を続けるロジアーは奮起しますが競り負けてしまうことや、ブロウアウトされてしまうことが多くなります。

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※前回書き忘れましたが、ロジアーはカイリーとラーキンの怪我、スマートの額縁パンチを受け初めてスタートになります。そしてその試合、いきなりトリプルダブルを達成。またその次の試合でキャリアハイ、その次の試合ではクラッチショットを決め、NBAに"ロジアー旋風"を巻き起こし、Scary Terry と呼ばれるようになります。まあ、エースになるんですよ、ロジアーが。

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この逆境の中迎えたホームでのサンダー戦。序盤に走られてしまい、ビハインドを負って試合を進めていきます。この日はラーキン、テイタム、モンローがオフェンスを引っ張ります。そして何より、自称ケビンデュラント森蔵くんが近年稀に見る大当たり。いつも外しまくってるシュートが入る入る…。なんとか食らいつきながら後半を迎えます。サンダーはポールジョージとウェストブルックを中心にコツコツと点を積み重ねていきます。対してセルティックスはチーム全体でハードにプレーし、点を取ります。3Q最後にラーキンがスリーポイントを決め、2点差となって最終Qへ。そして好調のモンローがゴール下を支配し、一時は1点差詰め寄り、ついには逆転をします。その後3分ほど互いにシュートの入らないタフな展開となります。この均衡を打ち破ったのはポールジョージでした。再逆転となるスリーポイントを決め、その後にはカーメロも続き、ロジアーやテイタムのスリーポイントでなんとか食らいつくも残り24秒でサンダーが6点のリードを奪います。スティーブンスがタイムアウトを取り、テイタムのドライブを演出し17秒で4点差。すかさずウェストブルックにファールを仕掛けます。このフリースローをウェストブルックは一本のみの成功で5点差となり、すぐにロジアーが運んでスリーポイントを沈め、残り12秒で2点差とします。そして残り8秒でカーメロにファール、フリースローとなります。二本決められればタイムアウトがひとつしか残っていないセルティックスとしてはかなりピンチです。そんな余裕からか、カーメロは一本目を落としてしまいます。とはいえ、もう一本は落ち着いて決めれば負けはありません。しかし、なんとカーメロは二本目も落としてしまうのです。スティーブンスは再びタイムアウトを取り、残り7秒で2点ビハインドという場面になります。森蔵のインバウンドをホーフォードが受け取り、テイタムへパス。ズレが生まれたところにドライブを仕掛けるも、相手ディフェンスに囲まれてしまいます。しかしテイタムが目線を右に向けると、なぜか一人、自信満々に待つ男がいます。そう、森蔵くんです。やつは自称ケビンデュラントです。最後に託すには不安しかありません。でもなぜか自信満々なのです。テイタムはパスを選択、森蔵がオープンでスリーポイントラインに立ちます。もちろん、ポールジョージがすかさずカバーに詰め寄ります。ところが、森蔵はそれを嘲笑うかのようにポンプフェイク、右にひとつドリブルをし、フリーでスリーポイントを放ちます。そしてなんとこれが入ったのです。もうびっくりです。さすがに笑いました。なんでお前が?でも、ウィニングショットなんてそんなもんですよね。チームでもぎ取ったシュートです。決めたのは森蔵ですが、そこに至るまでにもチームでの働きがありました。その最後の締めを森蔵が果たしてくれたのです。以来この試合は僕がサンダーファンをいじるときに持ち出すネタとなります。カーメロフリースロー外すからなあ。

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その次からは西海岸へ遠征となります。1戦目のブレイザーズ戦も森蔵が大当たりで勝利。キングス、サンズにもきっちりと勝ち、ホーフォードが休養する中で好調のジャズとの対戦を迎えます。どちらもディフェンシブなチームだけあり、タフな展開が続きます。3Q途中にリードを許すとなかなか逆転できなくなります。そのまま試合は進み、再び同点となったのは残り1分、テイタムのドライブからのダンクでした。タフな展開は続き、ミッチェルが外すとロジアーのスリーポイントもリングに嫌われ、さらに時間を使って攻めたジャズのオフェンスもセルティックスは守り切ります。そして残り14秒、スティーブンスのセットにこの試合も託されることとなります。ラーキンが切り込みフリーになったオジェレイへパス、しかしジャズのディフェンスはきっちりと対応してきます。ですがそこにジェイレンがトップへ浮いてきてパスをもらい、決勝点となるスリーポイントを決めました。直前のタイムアウトでジェイレンはやめて、と言っていた僕ですが、まさかの展開に笑いが止まりませんでした。あのジェイレンがウィニングショットを決める選手になるなんて…。バスケって最後までわからないですね。

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ここからは各選手をプレイオフに向け、若手は色々と試し、ベテランは休ませながらシーズンを終えていきます。首位ラプターズとはホームで互いに一勝ずつ、ブルズとの試合ではジェイレンがキャリアハイ、モンローがトリプルダブルとよくわからない試合となったり…。最終戦のネッツにもきっちりと勝利し、55勝27敗で東2位の成績を残し、レギュラーシーズンを終えることとなりました。プレイオフの一回戦の相手はバックス。妥当レブロンに向け、ヤニスとの対戦は十分すぎるほど強力な相手で、険しい道のりとなりそうなプレイオフの幕開けとなりました。

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ということで、今回はここまでです。次回はプレイオフ、そして来シーズンに向けての展望でもお話しできればと思います。今回もありがとうございました。