ぼやき

主にセルティックスについて徒然なるままに日暮らしスマホに向かいて心に移りゆくよしなし事そこはかとなく書きつくるブログです。

FA市場総括[vol.2]

お久しぶりです。大変長らくお待たせしました。レポートやら試験やらリーグ戦やらで多忙を極めた9月でした。また適当なペースで更新していきます。

 

さて、前回まで何をやっていたかと言いますと、このオフの各チームの動きを偉そうに採点し、あーだこーだ言ってました。主観でしかないので大目に見てください、というのは前回と一緒です。それでははじめていきましょう。

 

Atlanta Hawks 60点

スーパースターであるカーメロアンソニー氏を長年チームを支えてきたシュローダーと引き換えに獲得し、その後カーメロをウェイブ。これだけを聞くとただ失っただけのオフに見えます。しかしドラフトではトレーヤング、スペルマン、ハーターとそれぞれ懸念すべき点はあるものの実力のある選手を獲得。昨季活躍したプリンス、コリンズやこのオフに獲得したトーマスロビンソン、アレックスレンらとともに若くエネルギッシュなチームを構築していくことでしょう。さらに何故か大ベテランのビンスカーターが加入。いつ引退するかわからないような選手ですが、若手にはいい影響を与えることは間違いありません。ホークスのこのオフは未来への勇気ある一手であると評価しました。

 

Charlotte Hornets 60点

満足のいく補強ができたかというとそうでもない、ただこの夏を賑わせる原因となったチームでもあります。その大きな要因は何と言ってもトニーパーカーの獲得。スパーズ一筋でキャリアを歩んできた彼をかっさらっていったのはまさかのホーネッツ。正直みなさん驚いたことではないかと。チームには同じフランス代表のバトゥームがいますし、移籍先としてはよく理解できますが。またハワードを放出した穴埋めとしてボブキャッツ時代にドラフトしたビヨンボを呼び戻し、ドラフトで獲得したマイルズブリッジスもいい感じ。悪くないチームだと思います。ただインパクトがイマイチ足りないのも事実。モンクがうまく成長すればプレイオフは狙えるのではと思いますが果たして…。

 

Miami Heat 採点不可能

ウェイド、ハスレムのフランチャイズプレーヤー2人は再契約、2人とも引退の二文字がちらついており、ヒートで引退する可能性が高いです。これはファンとしてはいい動きかもしれませんね。ですが、採点できない理由として、このオフ全く動いていないこと、そして現在ジミーバトラーの獲得を狙っていることが挙げられます。トレードが成立するか、成立したとして誰を出すのか、この辺が採点の基準となるため今の段階でどうこう言う問題ではない気がします。強いて言うならキャンプ契約に"ダンカンロビンソン"とかいうスパーズからの回し者じゃないかと疑う選手がいること。あとオリニクがいる。帰れ。

 

Orlando Magic 20点

出すと言われ続けてもブチェビッチは残しました。そのうちドラフトで獲得したバンバに居場所を譲りトレードされてしまうことになるのでしょうが、チームに長くいる選手ですしそう軽く扱ってしまうのはお互いリスペクトがありませんね。フロントコートは高さも運動能力もあり、そこそこ充実していると言っても良いでしょう。しかし問題はガードがいないこと。一体どうするんでしょう。全くどうするのか思いつきません。どうするんでしょう。

 

Washington Wizards 90点

僕としてはほぼ完璧なオフだったと思えるチーム。ゴータットとトレードでオースティンリバースを獲得し、また色々あって転がってきたハワードを回収、FAでもジェフグリーンを格安で獲得し、重たかったサラリーの中でできることを最大限やったオフでした。なぜ10点足りないか?マヒ…いやなんでもありません。それに見合う活躍をしてくれますもんね。ね?

 

Portland Trail Blazers 40点

なんかした?まあでもいじくり回さなくても勝てる算段があったんだろな。ガード陣の層の厚さは増したように思えますが、なんせウイングが物足りない…。もう少し思い切った動きをしたかったですね。弱くはなってないと思いますが、強くもなってません。どういうチーム作りをしていくのか見ものですね。

 

Denver Nuggets 80点

ドラフトでは思い切ってマイケルポーターJr.を指名しました。ポーターは実力こそこのドラフトでもピカイチでしたが、怪我が懸念されこの順位まで落ちてきました。欲しかったウイングに大きな戦力となってくれるのでしょうか。もう1人ドラフトで獲得したヴァンダービルトはケンタッキーでは主力として活躍した実力者であり、こちらにも期待がかかります。僕はこの2人に注目しています。また、アイザイアを格安で獲得。ボストンを出てから評価が下がる一方ですが、かつての輝きを取り戻して欲しいです。がんばれ、アイザイア!

 

Oklahoma City Thunder 90点

最優先事項のポールジョージとの再契約はすぐに決定、フィットしきれず契約は重たかったカーメロの処理はトレードでシュルーダーを獲得し100点満点といえる出来で解決。層が薄かったビッグマンにはノエルを加え、完成したロスターは盤石のように思えます。あとはシューターが欲しい気はしますが、うまく補強できたオフだったのではないでしょうか。ウェストブルックがシーズン序盤は離脱する可能性が高いですが、シュルーダー、フェルトンとポイントガードの層はリーグ屈指。特に問題ないでしょう。何かと因縁のあるウォリアーズを倒す筆頭候補だと思っているのでとても楽しみなチームです。

 

Utah Jazz 80点

フェイバーズと再契約できたのが良かったですね。主力メンバーに大きな変動はなく、成長も見込めるので今季のNBAを荒らしてくれそうなチームです。ドラフトで獲得したグレイソンアレンはダーティーなプレーで注目を浴びましたが、器用でなんでもこなせるいい選手です。国際色豊かなこのチームがどんな戦いを見せてくれるのか、非常に楽しみです。というか他チームのファンからすれば怖いですよね。

 

Minnesota Timber Wolves 30点

上位を狙うためにテコ入れが必要だったチームに突如として降りかかったジミーバトラーのトレード要求。足元を見られているのにもかかわらずなぜか強気なウルブズフロント。早く出たいムードを出すジミー。ジミーはまたしても若手と協調することができずチームを去ってしまうのでしょうか。このチームはボロボロです。何か明るいニュースはあるかというと、タウンズが再契約しました。これによりジミーの放出はほぼ決定的に。プレシーズンも出ないとか言ってます。全然明るくねえ…!

 

今回はここまでです。ここのところ台風や地震など、いくつもの自然災害が日本を襲っていますが、皆さまご無事でしょうか。つらいときこそNBAを見て元気出していきたいですね!今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた次回!